広島県議会 2022-03-11 2022-03-11 令和3年度予算特別委員会(第6日) 本文
さまざまな水生生物が生息する豊かな瀬戸内海を取り戻すためには、減少する生物の産卵場所、生息の場として重要な藻場及び干潟の整備について、早急かつ計画的に進める必要があります。
さまざまな水生生物が生息する豊かな瀬戸内海を取り戻すためには、減少する生物の産卵場所、生息の場として重要な藻場及び干潟の整備について、早急かつ計画的に進める必要があります。
そういう意味で、もし藻場が失われますと、産卵場所がなくなったり、それから幼魚が成長する場を失ったりということで、結局沿岸漁業に大きな被害をもたらすということになります。 したがいまして、思い切ってムラサキウニ対策というのをやろうではないかと。
直近、昨年12月に検討委員会を開きまして、継続して行った環境調査の結果を報告した上で、道路線形を産卵場所から5メートル以上谷側に移動する──これはまた相当な工事費もかさむことになるんですけども、そんなことをやる。
藻場は多様な生物のすみかや産卵場所となり、光合成によって二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を抑制する働きを担うなど、水産資源の保持に欠かせません。 そこで、研究結果を水産資源の観点からどのように捉えているのか、堀口農林水産部長にお伺いをいたします。 また、海草や藻場はCO2を削減することから、脱炭素に向けて注目が集まりつつあります。皆さん、ブルーカーボンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
産卵場所と計画する林道に一定の空間を確保する方向で見直しを検討しておりまして、この見直し案により、自然環境調査で把握している産卵場所を全て回避できるのではないかと考えております。
産卵場所となるヨシ帯や砂地の減少、琵琶湖の水位変動などが影響しているということですが、幾つかの要因、ほかにも示されています。 このような状況の中ですが、昨年はアユの稚魚が例年より多く取れた、近年、ホンモロコが少し多く見られるようになったとの状況も聞き及びます。改善の糸口にならないかと、素人考えながらに思うところです。
水質保全、生態系の保全、そして湖の水辺活用のまちづくりのよりどころとしまして、ヒシ刈りや河口のしゅんせつ、漁業支援策を実行する場合に、毎年度実施される事業はこのビジョンを根拠にしていますので、ヒシが魚類や水生昆虫の産卵場所になることもあって、ヒシ刈りの量というのは全体の10分の1程度に当たります年150トンとされているなど、年度の実施方法は簡単に変更することはできない状況にあります。
当初の事業計画どおり進めようといたしますと、現行林道付近で多くの産卵場所あるいは生息場所が確認されておりますので、そういったところに影響してしまうという懸念がございます。このため、調査を昨年度から民間の専門業者にお願いして行っておりますし、昨年設置しました自然環境保全検討委員会において、どういう手法を取ればこの林道の改良工事が進められるかという観点で御議論いただいているところであります。
今年7月には、検討委員会による現地調査も行い、計画林道とハクバサンショウウオの産卵場所との位置関係などについて確認をいただきました。年内には、これまで委員から出された御意見なども含め、産卵場所等を回避した林道の概略設計などについて、さらに議論をいただくこととしております。
このアカメヤナギの根元は魚の産卵場所にもなっていることを実感しました。ですから、アカメヤナギも琵琶湖の生態を守る上で大切な役目を担っていると言えます。 しかし、近江舞子の内湖を愛する会の方からお聞きしたところによると、アカメヤナギは昔は数本しか生えていなかったそうです。それが、手入れをしないと次々と増えていったそうです。
◎仙波道則 水大気環境課長 ヒシにつきましては、委員御指摘のとおり、水質や景観の悪化とか、船の運航の支障になるなど、マイナスの影響がある一方で、野鳥の餌場になったり、魚類の産卵場所になるなど、生態系の面で考えるとプラスの影響もあるということです。それからヒシは、水中の窒素やリンを吸収して成長しますので、枯れる前に抜き取って湖から外に出せば、水質を浄化する効果がございます。
例えば産卵場所をきちんと確保できていますか。稚魚が成育する環境が悪くなっているというところに原因があって、駆除よりそっちの原因のほうが大きかったりはしませんか、という話なのです。これも魚を食べる力が強いと言っていますけど、データでもって本当に減っているのかと思うのですが、その辺の見解をいただければと思います。
さらに、海水面の上昇に伴い、干潟を産卵場所、餌場にしていた生き物への影響や、雪解け時期が早まることで春や夏の水資源の減少が予想され、生活水を確保できなくなるなどの水問題も発生しています。 このため国際社会では、地球温暖化に対する科学的検討が進められ、平成9年には、先進国の温室効果ガス削減目標を定めた京都議定書が採択されたことにより、国内での注目は大きくなりました。
アユの産卵場所造成など,漁場環境の改善,魚道の物理環境調査,岡山県産天然アユを用いた資源回収研究などに取り組み,同時にカワウ漁業被害調査も行っております。 そこで,魚道の物理環境調査についてお尋ねします。 岡山県の3大河川には必ず堰があります。内水面漁業者と意見交換したときに特に言われるのが魚道のことであります。可動堰に設けている魚道は,アユにとって遡上しにくい構造になっているようであります。
要するに川の中で土砂が動いておらず、結果的にそれがアユの産卵場所、あるいはシジミの生息環境に大きな影響を及ぼしているものもあります。 そういった面を考えると、先ほど来出ておりますが、単純に琵琶湖の汚濁負荷を削減する、水をきれいにする以外の観点で、大きくいうと、川のあり方をどうするのか。もっというと、山のあり方をどうするのか、そういった視点がこれからますます重要になると思います。
水産試験場や琵琶湖環境科学研究センターなど県の試験研究機関は、魚体のサンプル提供やコイ科魚類の産卵場所に関する情報の提供、さらには分析機器の共用や研究スペースの提供という形で貢献しております。 また、琵琶湖博物館の学芸員が共同で現地調査を実施し、関連論文の共著者となっております。 ◆23番(海東英和議員) (登壇)ありがとうございます。
枯れた松はマツノマダラカミキリの産卵場所となり、翌年春に羽化したマツノマダラカミキリがほかの松に感染を広げます。そのため、羽化前の被害木伐倒処理や羽化直前の薬剤散布が有効な防除法とされています。 松くい虫被害は、明治三十八年に長崎県で発生し、九州・山陽地方で被害が広がり、次第に北上、昭和五十四年に全国の被害量がピークを記録しました。
ヒシが枯れて死んで沈殿して貧酸素の原因になるとか、船の運航の支障になるとか、景観が悪いとか、枯れたものがにおうとかというマイナス面もありますが、プラス面として野鳥のえさ場になるとか、魚や水生昆虫の産卵場所になるといった面もあるということで、全部取ってしまうということではなくて、「諏訪湖創生ビジョン」の中ではヒシを除去する場所を決めて、生態系に配慮しながらヒシの除去をやっていこうということになっていまして
◎澤田 農政水産部技監 どれだけの調査区間が調査できたかで、産卵場所の面積割合で引き延ばしすることも可能ですが、今申しましたように、産卵してからふ化するまでの間、調査ができなかった期間等については、引き延ばしもなかなか難しいとも考えています。
また、相模川において、アユが産卵する場所を調べたところ、主な産卵場所は、相模川と中津川が合流する地点よりも下流の地域に集中していることがわかりました。このため、下流域にある主な産卵場所よりも上流においては、禁漁の開始時期を2週間程度おくらせたとしても、資源への影響は小さいものと考えています。